2004-2008(四年間のレビュー)
目覚めた朝 スタートする楽しい声が聞こえてきた
会社人生を終えると、残りの人生をどう過ごすか?誰しも迷うことだろう。判っているのは自分の高齢化は目の前にある。健康を気遣う範囲内で、あれこれしたい。
そんな夢から目覚めたとき、窓の外にゴルフコースがあった。朝早くプレヤーたちがいそいそとスタートして行く。楽しみのひとつにシニア・ゴルフがあることに気が付いた。
★どうせなら 格好いい シニア・ゴルファーを目指し★
桜ケ丘カントリークラブ(関連Webより)
現役を引退した際ゴルフ復活宣言をし正式に最新スイングを習いべく
桜ケ丘CC練習場スクールでスイングの基礎から矯正をスタート。
30歳頃会社ゴルフで少しやったことある古い打法を捨てるにはロボコップに成るしかない。
スクールコンペで89をマーク。なんだか自信がつきそう。
2008年夏にはオープンコンペ(新ペリア)に参加。
昭和の森ゴルフアカデミー
次は昭和の森GC付属GA(ゴルフ・アカデミー)のスクールへ。3・9・18ホールコースレッスン。
昭和の森ゴルフコース
昭和飛行機の跡地に進駐軍が造ったゴルフコース。
平坦コースでショットの結果が忠実に表れる。
ベストスコア90JGAKCP19から伸び悩み、斜面ショット訓練へと移ることに。
甲府国際カントリークラブ(関連Webより)
浅見緑蔵設計の馬の背越えアップダウンのフェアウエイに砲台・乗っても落ちるグリーン。
都留カントリークラブ西コース
チャンピオンコースである西コースは雰囲気がよくチャレンジャブルで面白い。
赤松の自然林。ラウンドレッスンで何回か訪れる。首都圏から近くていい。
甲斐芙蓉カントリー倶楽部
”機嫌のいいゴルフ”というPRキャッチフレーズ。
保険会社保養施設の脇にある奇麗なコース法人会員制クラブ。
南アルプスの山々が眺望でき遠くに富士山が見える八ヶ岳の麓。
川奈ホテル大島コース
モンローの新婚旅行で有名な川奈ホテル(アリソン設計富士コース同時1936年昭和11)
開設よりも前、大谷光明が1928年(昭和3)英国リンクスを似せて設計した格調あるコース。
二人乗りカートはフェアウエイ乗り入れOK。大島眺望の10番。各ホールは奇抜な愛称。
名門コースを回り楽しみながら上達するラウンドレッスンもいい。
袖ヶ浦CC新袖コース(関連Webより)
袖ヶ浦コースの方で開催するブリジストンオープンの一週間前に短い芝でプレーしたことある。
この新袖コースの方が難しく面白い。
高麗グリーンをベントに変えた最後の日、黒塗りのハイヤーがびっしりだったとか。
松本カントリークラブ(関連Webより)
松本平東の斜面標高1000mにあり西方に北アルプスの連山を眺望できる。
埼玉ゴルフクラブ(関連Webより)
年会費のグリーン会員に入会し、一人ふらりと参加。上手な先輩ゴルファーとご一緒し学ぶこと多し。
2008年7月ベストスコア89(2004)を更新する88が出た。
同年8月にはホンマオープンコンペにも参加してみた。
軽井沢72西コース
72には東西南北4コースあり西が最初にオープンする。
2008年4月オープン日雪が舞う冠雪浅間山、寒いラウンドレッスン。
サニーカントリークラブ
標高1000mゴルフ場コテージに一泊し二日間連チャンゴルフを愉しんだ。
蓼科からの芝目は強い。広々とした起伏なコースはチャレンジ心をそそる。
ゴールド栃木プレジデントCC
栃木ICからすぐ、フラット、ニクラウス設計。9ホール3コース
自然、池の東IN、広々距離ある東OUT、 フラットでバンカーの多い西コース。
小金井CC10番
我が家から30分で着く。133名コンペに参加。
乗用カートはなく、林間とはいえ緩やかなUpDownがある。
日光 ピートダイVIP18番
日本で鬼才差ピート・ダイ設計で彼の名前が付くPETE-DYE GOLF CLUB
高低差3mのフラットな林間コース。林、池、バンカー、すべてに攻略できる。
チャンピオンコースはゴルファーの飽くなき闘争心を掻き立てる。
太平洋クラブ御殿場コース18番
EMCワールドカップ2001の開催コースであり
Tigerのチップインイーグルで有名になった。
ここで開催されたアンダーハンディ戦に出場し
緊張感あるプレーを楽しむことができた。
ニューセントアンドリウスの広々としたNewコース18番
オールドコースはイギリスの模倣で階段付バンカー多数
ニューコースはニクラウスが罠をあちこちに仕掛けていると判る
再チャレンジしたくなる最初難しく感じるコース
富士桜カントリー倶楽部
フジサンケイクラシック開催コース
洋芝で正確なショットが要求されるトーナメントコース。
天城高原ゴルフコース
伊豆半島標高千m富士山と大島が眺望できる
霞ヶ関カンツリー倶楽部西コース
カナダカップで日本チーム(中村、小野)優勝でゴルフブームになった名門コース
鳴沢ゴルフ倶楽部
ゴルフダイジェストプレヤー人気1,2位を争う人気コース 歩くのは気持ちがいい
甘楽カントリークラブ
1984年日本女子オープン選手権開催コース
東京よみうりCC
2008.12.7第45回日本シリーズ最終日観戦、二日後12/9ラウンドプレー
日々節約し小遣いを溜めては、いいコース回りするのもちょっとリッチな気分となる。
そして、ゴルフは、しかめっ面してやるものではなく、面白く愉しくやるに限る!
春夏秋冬で生活の一部としてたまにやるゴルフは、どうにかリズムに乗り始めているようである。
つづく
◆スクール=>平坦コース=>斜面コース◆
【初等学校】 【平坦訓練学校】 【斜面訓練学校】
ゴルフ復活宣言から、やっと人並みにどこでもプレーできる現在、格好いいスイングへの道のりへの準備の工程が正しかったことを確認できている。迷った時は基本に帰れ、という。 そこで”格好いいスイング”の原点は何か?と考えてみる。
それは、ドライバーのナイスショットという歓声を聞くためではない。ウッドで2オン狙うギャンブルでもない。最初はこれがたまらないがやがてつまらなくなるから行き詰る。
素人の常として長いクラブから関心を持ったがそれは間違いでもあった。アプローチの習得がおろそかとなっていたからだった。寄せワンテクニックがまったく未完成であったまま、やたらコースを回ったのがスコアが縮まらない原因だった。
短いクラブ、パター、ウエッジからのアプローチに、共通したスイングの基本に戻ることにしたかったが、しかしこれは自分独りではできない。実際のコースで自己流では上手になれない。そこでプロとラウンドするのが一番効果がある。ラウンドレッスンに参加している。
丘陵は面白いが、年二回くらい平坦コースでやってみる。グリーンから逆算しパーオン、刻み、ティーショットの落とし場所をあらかじめ決めてからそのホールをプレーすることでゴルフが引き締まる。
◆シニア・ロボコップに、もう一度なあ~れ!◆
かくして『スイング・リハビリ』という考え方が私に生まれラウンド・レッスンとのシナジー効果を期待したのである。ゴルフ復活宣言直後のスクールに通う無垢な心構えの時、自分をロボコップと呼んだことがあった。これは老いた頭に詰め込まれた雑学が未完成だったから、そんな先入観を無くそうとした。その頃初心に帰ったと同じく、もう一度、バーチャル手法でプロからリモートコントロールされる『シニア・ロボコップ』に成り切る事を決心。ロボコップは、素直さ、馬鹿さ、単純さ、従順さ、正確さ、の代名詞。そこにラウンドレッスン学習効果を有するプログラムを移植する。
移植手術でプログラム更新は常に続けられる。
シニア・ロボコップとして生き延びるために。
標的(カップ)の大きさは変わらない。
生き延びるシニア・ロボコップには現役気分の緊張感も欠かせない!
◆ゴルフは自分一人で18ホールボールを運ばねばない!◆
最近ある若い人がこんな事を話しているのを耳にした。彼女のお父さんはゴルフを楽しむ。そのお父さんから聞いた内容がこんな風だったらしい。「どんな権力者でも、ゴルフだけは、自分で習得しないと、出来ない。」ゴルフの技術は、お金で買えないし、命令でも、習得は出来ない。形のない「ソフトウエア」である。その点では、ロボコップになり切って、素直に、覚えていく、努力する、という、私の考え方は正しい。そう簡単なことではない。最初に、正しい技術を教えてもらい、朝鍛夕練で自らが上達するしかない。
ゴルフを別の観点から眺めてみると、アマチュア専用のゴルフコースが別に用意されているわけではない。他のスポーツでも競技場は一つしかない。プロと同じコースをプレーする訳で、18ホールPAR72は変わらない。HDCPがあるのはスコアだけの話。スイングで言えば、ハンディキャップはないのである。つまり、プロの長年の練習量と経験とには到底かなわない。
だからこそ、スコアをある程度コンスタントに維持したり良くしたりするには、正しい基本を教えてもらってから、忠実に練習を重ねて、1/1000000歩?でもプロに近づこうと努力するしかないのである。残り少ない人生が目の前にあった定年退職後四年目にゴルフ復活したシニアゴルファー私はそう考えたのである。そしてそれに沿ってここまでやってきた。四年前よりも格好スイングが出来て80台のスコアが出せていれば、まシニアゴルファーとしては合格の線に差し掛かっていると思う!
◆残り少ない人生を元気なうちに愉しもう!◆
シニアライフに大事なのは想い出を創る、ことではないかと思う。
現役時代はそんな時間はまったくなかったが今の隠居なら出来る。
自分だけでなく家族との想い出をクリエートすることは、
半世紀以上も生き人生経験豊かな自分しか
リーダーシップ取れない意義ある仕事ではないだろうか?
定年退職時に社内報にこう残した。
当時放映された人気のテレビドラマの最終回にちなんで
「私のビューティフルライフはまだ最終回が終わっていない。
これから台本を書き続けるんだ!」と。
決して退職が哀しい出来事ではなく
再出発の仕切り直しだからワクワクしたう気持だった。
紙芝居の中でそう紹介してある。
自然に近いゴルフで終日頭をからっぽに名門コースをラウンドしながら
過ごすのもこれにあたるだろう。
ゴルフができなくなるだろう。そうしたら、代替えの物を探せばいい。